沖縄で買ったパッションフルーツの果実から採った種がついに開花・結実!
発芽の方法や育て方、人工授粉のポイントなど、家庭で南国フルーツを育てる体験と種から育てる喜びをご紹介いたします。
沖縄で出会ったパッションフルーツがきっかけ
2023年7月、「ミズレモン(引用元:Wikipedia)」という品種の黄色いパッションフルーツを沖縄県南部にある糸満市の道の駅で購入したことから話が始まります。
黄色いパッションフルーツを見た時、「えー!黄色って珍しい!食べてみたーい!」
紫色のパッションフルーツと食べ比べしたい、そんな好奇心が湧いてお土産に購入。

当時、バジルやパクチーベランダで栽培していた私。
植木鉢ある!土ある!パッションフルーツある!条件はすべて揃っている!
という訳で、果実の中にある「種」を発芽させることになったのです。
黄色のパッションフルーツのお味は…
ご想像のとおり、中身は黄色いジュレに黒い種、甘酸っぱい美味しいパッションフルーツでした😋
パッションフルーツを種から育てる|発芽〜苗の成長記録
種の取り出し方と発芽方法
発芽までの手順:
1、パッションフルーツの中身の黄色いジュレと種を取り出す
2、キッチンペーパーでジュレを拭き取り、種を水洗いする
3、水洗いした種を半日ほど水に浸し、キッチンペーパーで種の水気を拭き取る
4、土を入れた植木鉢に種を適当にまき、水やりをする
5、表面の土が乾いたら水やりして、芽が出るのを待つ
パッションフルーツの種まきは5月〜6月らしく、私が植えたタイミングは7月中旬。
すでにタイミングが遅し!?と思いながら2ヶ月過ぎて、ようやく新芽が出てきましたーー🙌✨
まさか発芽するとは!?驚きと嬉しさ、今後の成長が楽しみ!
(なのに記録写真を残していない…💦)
「あの時のパッションフルーツが育っているよ!」と会話のネタにしていました笑。
紫色と黄色の種を数個まき、発芽が成功して今も育っているのは2株だけ!!!

苗の育て方と注意点
パッションフルーツは南国のフルーツ。沖縄のような温暖な地域(20℃〜30℃)で育つもの。
当時住んでいた横浜で、果たして冬を越せるのか、という点だけが氣がかり。
私流、苗の育て方と注意点を書き出しますね📝
・普段のお手入れ(2023年 夏〜秋10月)
土の表面が乾くので、毎日水やりをしました。肥料はまったく使っていません。
剪定もしないまま、野放し状態。
・冬越えに備える(2023年 秋11月〜2024年 春4月)
朝晩冷えてくる11月、この頃からお部屋の中で育て始めました。

水やりは週1回、2週間に1回くらいだったかな。
葉っぱがだんだん黄色くなり、枯れていきます。
真冬はお部屋の中でも寒いので、防寒用に不織布を被せたりしましたが、結局、毎晩面倒で続きませんでした💦

・大きい植木鉢へ植え替え(2024年初夏6月〜秋10月)
ツルと葉っぱが伸び続け、植木鉢からはみ出し、横にだらーんと垂れ下がっている状態。
流石に支柱を立ててあげないと、ツルがつかまる場所がなくて迷走しそう💦
3本の支柱を立て、大きい植木鉢(直径23cm /9号)へ植え替え作業をします。
もう一回り大きい植木鉢(直径30cm /10号)でも良かったかも。
この作業はお庭のお手入れが得意な大家さんに手伝ってもらいました。

・冬越えに備える(2024年 秋11月〜2025年 春4月)
昨年冬と同じような頻度で水やり、お部屋で育てました。
根っこに近い葉は抜け落ち、黄色い葉や黄色がかったキミドリ色の葉ばかり。
葉の色は以前のような鮮やかな緑色ではなくなり、何度か瀕死の状態になりました。
横浜から小田原への引越し、環境の変化にも適応し、なんとか2度目の冬越えをしてくれました🙌✨
・普段のお手入れ(2025年 春5月〜初夏)
種から育てて3年目、か弱いながらも新芽をつけてくれています🌿
葉っぱの先端をよーーく見ると、「ん!?何これ!?もしかして蕾???」

かわいい蕾ちゃんが顔を出しているではありませんかーー!!!
思わず「ヤッターーー!!!」と叫んでしまいました🙌✨
この日を境に、毎朝「おはよう」と語りかける頻度が高まり、ソワソワな日々を過ごすことになるのです笑
まとめ
種から育てて3年目、か弱いながらも蕾までつけてくれましたーー🌿
ついに迎えた開花と人工授粉のチャンス!この機会を逃すものか!!!
次回は、実際にどんな方法で受粉させたのか、詳しくレポートします。
この夏、「うちでもパッションフルーツを育ててみたい」という方、必見です!!!
今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
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