突然ですが、大自然の中で深呼吸したくなること、大声で叫びたくなること、ありませんか?
秘境と呼ばれるこの地には、まるで時間が止まったかのような美しい集落やスリルと癒しが共存する絶景スポットが点在しています。
今回は祖谷観光スポット「落合集落」「かずら橋」「ひの字渓谷」を巡る旅をご紹介いたします。
落合集落|時が止まったような日本の原風景
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている落合集落。
標高390mの急斜面に沿って、昔ながらの茅葺き屋根の民家が点在しています。
集落の起源は明らかではありませんが、平家の落人伝説が伝承されています。
平家一門が追ってから逃れるために山間部や僻地で生活するようになった、というもの。
東京タワーの高さ333mよりも高低差があるこの集落。
よくこんな傾斜面に家を建てたもんだ、と感心するばかりです。

まさに日本昔ばなしに出てくるような原風景!!!
現代からタイムスリップしたかのような空気感!!!
目の前の景色は間違いなく「今」を感じているのですが、なぜか不思議で、どこか懐かしい感覚が蘇りました。
落合集落
所在地 徳島県三好市東祖谷中上80(落合集落展望所)
駐車場 専用駐車場はありませんが、駐車スペースがあります。
三好市観光公式サイト https://miyoshi-tourism.jp/spot/119/
⚠️注意点
・展望所の駐車スペースは限られているため、混雑時には駐車できない可能性があります。
・集落内の道路は狭く、急な坂道が多いため、運転には十分注意が必要です。
・バスを利用する場合、最寄りのバス停下車して徒歩30分かかります。(バスの時刻表は上記サイトに記載されています。)
かずら橋|スリルと非日常を味わえる吊り橋体験
祖谷観光といえば外せないのが、祖谷のかずら橋。
野生のシラクチカズラで編まれた長さ45m、高さ14m、幅2mの吊り橋は、足元がスカスカでスリル満点!
実はこの橋、かつては秘境に暮らす人々が生活のために渡っていたもの。
そんな歴史を感じながら、勇気を出して一歩を踏み出すと、「自分にもまだこんな冒険心・子供心があったんだ」と氣づかされます笑


「私の前を歩いている人よ、ドスドスと揺らさないで歩いておくれ〜!」と念を送って渡りきりました💦
カップルでスリル満点な吊り橋を渡ったら、吊り橋効果の心理が加速すること間違いなしですね👍✨
夜間には毎日(19:00〜21:30)ライトアップをしています。
幻想的なかずら橋も堪能してみては!?
祖谷のかずら橋
所在地 徳島県三好市西祖谷山村善徳162−2
電話番号 0883-76-0877
営業時間 4月~6月:8:00~18:00
7月〜8月:7:30~18:30
9月~3月:8:00~17:00
定休日 年中無休
※雨天でも営業、ただし大雨警報発令などで臨時休業があるようなので、事前にご確認くださいね。
料金 大 人(中学生以上):550円
小学生 :350円
幼 児 :無料
※PayPayでのお支払いが可能。
駐車場 かずら橋夢舞台(市営駐車場/有料:普通車500円)
※近隣に他の有料駐車場があります。
三好市観光公式サイト https://miyoshi-tourism.jp/spot/46/
ひの字渓谷|渓谷美に心洗われる癒しの時間
祖谷川が「ひ」の字のように蛇行して流れるひの字渓谷は、祖谷屈指の絶景スポット。
見晴らしの良い展望台からは、エメラルドグリーンの清流とV字型に深く切り込んだ渓谷美を眺めることができます。

雄大すぎで写真では画角が収まりきらず、ダイナミックさを伝えられないのが悔しい限りです😢
展望台からひの字の深い山までの距離感、眼下に見える祖谷川までの距離感、この空間は一体全体なんなんだーー!と叫びたくなるくらい。
スケールの大きさに圧倒されます!!!
太陽・空・雲・山々・川・私、すべて繋がっているんだなぁ、という感覚になり、静けさの中で深呼吸をする。
大自然に包まれて、心が穏やかな癒しの時間を過ごしました。
ひの字渓谷
所在地 徳島県三好市西祖谷山村田ノ内国ヶ滝
駐車場 専用駐車場はありませんが、駐車スペースがあります。
三好市観光公式サイト https://miyoshi-tourism.jp/spot/65/
☝️おすすめポイント
ひの字渓谷の先にある、祖谷温泉前バス停から徒歩5分のところに、祖谷渓「小便小僧」があります。
時間があれば、一緒に訪れてみてください。
まとめ|祖谷で「わたし」を取り戻す旅へ
祖谷の旅は、ただの観光ではなく、「心を整える体験」。
落合集落の静けさ、かずら橋のスリル、ひの字渓谷の美しさ、現地でしか味わけない景観美。
タイムスリップしたような感覚、童心に帰る感覚、宇宙のような壮大な感覚、日常では氣づけない感覚・感情・氣持ちに触れることができます。
祖谷でしか出会えない景色が、心をやさしく包み込んでくれます。
一生に一度は行きたい日本の秘境・絶景スポットにブックマークしておいてくださいね。
今回も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。
(訪れた時期:2025.3月下旬〜4月中旬)
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